
中小企業の省エネ設備更新を強力支援!経産省「省エネ・非化石転換補助金(Ⅰ型 工場・事業場型)」の活用ポイント解説
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2025/04/17
経産省 省エネ・非化石転換補助金(Ⅰ)工場・事業場型を解説
✍こんなお悩みありませんか?
- 老朽化した設備を更新したいが、コストが高い…
- エネルギーコストやCO2排出量を削減したい
- 補助金を活用したいが、どれが自社に最適か分からない
そんな中小企業の悩みを解決するのが、経済産業省の「省エネ・非化石転換補助金(Ⅰ型:工場・事業場型)」です。本記事ではその活用ポイントや申請枠の違い、補助対象設備などをわかりやすく解説します。
🔍経産省の省エネ・非化石転換補助金とは?
エネルギーコスト削減や脱炭素化を目的とし、省エネ型設備や非化石エネルギーを活用する設備への更新費用を補助する制度です。補助金は目的や規模に応じて複数の申請枠が設けられており、以下の2つの制度で構成されています。
工場全体・事業所単位での省エネ投資向け
- Ⅰ型:工場・事業場型(全体最適)
- Ⅱ型:製造プロセスの電化・燃転型
- Ⅳ型:エネルギーマネジメント型
設備単位での省エネ対策向け
- Ⅲ型:指定機器の更新(リスト選択型)
- Ⅳ型:エネルギーマネジメント型
🏗Ⅰ型:工場・事業場型とは?
Ⅰ型では、工場や事業所全体の生産ラインの更新や大規模な省エネ改修に対して補助が出ます。2025年度からは、以下のように組み合わせによるプロジェクトも対象になりました。
- 先進設備・システム+指定設備の導入
- オーダーメイド設備+指定設備の組合せ導入
- 複数の指定設備を同時に更新する事業
出典:経済産業省資源エネルギー庁:令和6年度補正予算案における省エネ支援策パッケージ
🛠補助対象設備の種類と選定方法
- 先進設備・システム:登録審査を通過した省エネ性能の高い設備が対象。
👉対象設備はこちら - オーダーメイド設備(カスタム設計):
- 新規設計(フルオーダー)
- 類似設計(カスタマイズ)
- 製造ライン構成(生産設備を組み合わせたライン)
- 自動化装置との連携設計
- 指定設備(既存リスト):SIIが公表する機器リストに基づき選定
👉指定機器リストはこちら
💡中小企業は「中小企業投資促進枠」がおすすめ
中小企業が(Ⅲ型)設備単位型の申請を検討している場合も、Ⅰ型の中小企業投資促進枠のほうが補助率や省エネ要件が優遇される場合があります。
項目 | 中小企業投資促進枠 | Ⅲ型設備単位型 |
補助対象経費 | 設備費+設計費+工事費 | 設備費のみ |
省エネ要件 | 省エネ率7%以上 他 | 省エネ率10%以上 他 |
🌱まとめ:補助金を活用し、省エネと脱炭素を両立
Ⅰ型補助金は、中小企業がエネルギーコストを抑えながら競争力を高める大きなチャンスです。特に、中小企業投資促進枠の活用で補助率や条件が優遇されている今こそ、工場・事業場全体の見直しを進める絶好のタイミングです。
補助金活用に関する不安やご相談は、補助金申請支援実績豊富な当社までお気軽にご連絡ください。
補助金を活用して、取引先から選ばれる脱炭素経営を実現しませんか?
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